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資産を増やす方法と投資

資産を増やす方法と投資

資産を増やすために、「投資」を中心に解説します。

資産を増やす方法

資産を増やす方法は、「収入を増やす」、「 支出を減らす」に分解して考えられます。

収入を増やす

本業で収入を増やす、即ち昇給するために一生懸命に働くこと以外に、自己啓発に励んでいる方も多いと思います。本業以外で稼ぐ方法には副業もありますが、株式投資・不動産運用などの資産運用もあります。

  • 本業で収入を増やす
  • 副業をする
  • 資産運用をする

支出を減らす

支出を減らす基本は節約と固定費の見直しです。節約は、すぐにできますが、継続が必要です。固定費の見直しは、いっとき頑張る必要があります、その後の効果は継続的です。以下に見直すべき固定費を挙げてみます。

  1. 携帯電話契約の見直し
  2. インターネットプロバイダー契約の見直し
  3. 生命保険や医療・損害補償など保険の見直し
  4. 保険料支払いを月払いから年払いへの見直し
  5. 年会費が必要なクレジットカードやETCカードの見直し
  6. 電気、ガスの自由化に伴う供給会社の見直し
  7. 家賃が安いところへの引っ越し
  8. 住宅ローンの借り換えや繰り上げ返済

資産運用と投資

資産運用

資産運用とは、自分の持っているお金(資産)を預貯金で増やしたり、何らかに投資して増やす試みをしたり、お金自身を働かせる行動(運用)をすることをいいます。

投資

投資は資産運用の一部と考えられます。投資の対象は、株式や不動産、投資信託・債券・外貨預金、または、金・穀物・石油といった物品など様々です。

株式投資

投資対象の代表格である株式投資とは、企業が事業資金を集める方法として発行する「株式」を購入(企業に資金を提供)して、「株主」となり、発行会社の出資者(オーナー)の一員となり、企業の収益や成長に対する対価を得ることを狙う投資です。

企業の運営に対しては株主総会で議決する権利(議決権)を持ち、配当金・株主優待を受け取る権利を得ることができます。上場している企業の株は売買ができますから、所有している株が値上がりしたなら売却することで利益(キャピタルゲイン)を得ることができます。

不動産投資

不動産投資とは、不動産を購入し、それを他人に貸すことで家賃収入を得ることが主目的の投資です。投資家はキャピタルゲイン(株価や不動産の価格変動による売買差益)とインカムゲイン(配当や金利、家賃収入などの継続的な収益)で利益を得ます。

投資家と株式投資

投資家

投資をする人(投資家)は、将来的に価値を生み出すであろうことを期待して、企業やモノ、商品にお金を投じます。事業が成長して成果を挙げたり、モノの価値が高まったり、またはこれらを売買することで利益を得ることを狙います。

投資家には「気持ち」があってもよい

投資家たちによる投資活動は、経済社会の成長を支えていると言えます。投資家は投資先の成長や価値の向上を重視して活動することが多く見られます。私たちが投資した資金は、自分の資産を増やすためだけではなく、市場を通じて政府や企業の活動資金となり、より良い社会が作られていく源になっているのです。

歴史を振り返って、中世ヨーロッパ大航海時代の投資家に照らすとイメージしやすいかもしれません。投資の本質は「投資対象を経済的に応援して成長をサポートする」ことです。ですから、投資家は投資対象を応援する気持ちを込めてもよいのです。

一方、「資産運用」というと「投資対象を応援する気持ち」のニュアンスは感じられません。

また、投資家とトレーダーは混同されやすいですが、トレーダーとは、ファンドマネージャーやディーラーといった証券会社などの金融機関に所属する職種のひとつです。機関投資家など顧客の発注に合わせて株や債券などの売買で利益を追い求めます。こちらも投資先に対する「感情」の持ち込みはありません。

また、為替や株などの短期売買を行う個人投資家はデイ・トレーダーと呼ばれます。

銘柄選び

あなたが個別銘柄の株式投資を考える場合、「○○の事業を応援したい」「○○の活動を頑張ってほしい」などの想いから企業を絞り込む選択があっても良いと思います。